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カナダのとある町に住む少年バディは、核戦争に対して脅えています。 ピースウォークに行こうというリーとグレッグの誘いにも乗ろうとしません。 そんな事をしてもどうにもならない、と。 母親もピースウォークに行くのは反対です。 そして子供がそんなことを考える必要はない、とバディの心配に取り合おうとしません。
バディの恐怖の元になったのは、かつて広島に投下された原子爆弾です。 熱線、爆風、そして放射線。 しかもそんな原爆を潜り抜けてきたはずの一人の少女が10年後に発病、12才で亡くなったという事実。
サダコは2歳の時に広島で被爆しますが、リレーの選手として活躍するなど、 明るく、活発な少女へと成長しました。 しかし突如原爆による白血病を発症、闘病生活を送ることになります。 苦しみと悲しみのなか、 折り鶴を千羽折ると願いが叶う、病気が治るという言い伝えを信じ、 ひたすら鶴を折り続けたのでした。
バディの恐怖は高じ、とうとう家の地下室を防空壕にして立て籠もってしまいます。 母親や友達にも耳も貸さず頑なになってしまったバディの心が開かれる時は果たして来るのでしょうか?
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この作品はカナダで生まれ、幾つかの国で上演されてきました。 日本では文化座が1985〜89にかけて上演。
文化座は戦争を自ら体験した数少ない劇団として、戦争と日本人にこだわり続けてきました。 現在の世界状況に対して、また若い世代への継承を目指して、 今回新たなスタッフ、キャストでぶつかっています。
現在、世界から戦争やその種子が絶えることはありません。 そしてあの悪魔の核兵器もその存在を依然誇示し続けています。
核兵器や戦争のない世界―子供達の願い、世界の人々の願いが繋がっていく事を願って・・・・。 |
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