上演スケジュール



ツアー詳細

全国公演

『旅立つ家族』


7月4日~11日 全国演鑑連 四国ブロック

7月19日~8月29日 全国演鑑連 首都圏ブロック

8月2日 秋田公演

8月31日~9月15日 全国演鑑連 東北ブロック

9月18日~26日 全国演鑑連 北海道ブロック





『好日』

劇団文化座公演165

作:三好十郎 演出:西川信廣


出演:白幡大介・高村尚枝・鳴海宏明・佐藤哲也・米山実・沖永正志・原田琴音

   相川春樹(文学座)・小林勝也(文学座)


2023年9月23日(土)~10月1日(日)

シアターX(カイ) 両国


   

三好十郎生前未発表戯曲、本邦初公演!

主人公はそのものずばり「劇作家・三好十郎」


《あらすじ》

 日中戦争の頃。三好十郎は堀井医師の邸宅に仮住まいをしている。堀井は高利貸しの取り立てから逃げ回っていて、その留守を預かっているのだ。宗教にすがる使用人のお袖、家督争いのごたごたから逃れてきた亡妻の教え子の登美も同居している。

 今日は軍医になるため旅立つという堀井が戻ってきていたが、高利貸しの韮山が現れ、堀井はそそくさと逃げて行った。居場所を問われてもとぼける三好だったが、戻るまで待たせてもらうと韮山は居座ってしまう。

 三好を信奉する若き劇作家、劇団関係者、見込みがなければ死ぬと言う劇作家志望の若者などが次々と訪れる。若者たちの悩みや焦燥に真摯に向き合う三好であったが、自身の戯曲が上演出来なくなった事を知らされると己を忘れて取り乱してしまう。そこに男が現れ、高利貸しの韮山に掴みかかってゆく。韮山もまた、ある事情を抱えていたのだ。

 誰しもがまた、追いつ追われつしている中、三好は再び紫檀の机に向かうのであった──。




全国公演

『炎の人』

作:三好十郎 演出:鵜山仁


出演:藤原章寛・白幡大介

津田二朗・青木和宣・佐藤哲也・米山実・沖永正志・小谷佳加・髙橋美沙・姫地実加・井田雄大・為永祐輔・小川沙織・岡田頼明・萩原佳央里・早苗翔太郎・田中孝征・桑原泰・市川千紘・深沢樹・原田琴音

佐々木愛


10月20日~11月1日 全国演鑑連 近畿ブロック

11月13日~12月21日 全国演鑑連 九州ブロック

  



『花と龍』


劇団文化座公演166

原作:火野葦平 脚本:東憲司 演出:鵜山仁


文化座演技部総出演


2024年2月23日(金)~3月3日(日)

俳優座劇場


文化座創立15周年記念『ちぎられた縄』から68年…。

いま再評価される火野葦平の魂に挑みます!


《あらすじ》

 明治の終わり。野心を抱く玉井金五郎は、女刺青師お京に後押しされ北九州へ旅立ち、やはり故郷を飛び出してきたマンと出会う。二人はごんぞう(荷役労働者)となって浜尾組で働くが、暴力を嫌う金五郎は組に嫌気がさし、マンと下関に渡り山下組に入る。やがて山下組を追放された二人は夫婦となり、恩義のある若松組を切り盛りするようになった。はびこる暴力や過酷な労働条件を目の当たりにする金五郎は、組合運動に目覚めていくのだった。

 ある大嵐の夜、北九州時代から因縁の友田喜造の差し金で襲われ、生死の境をさまよう金五郎。「俺達はごんぞう達の為に生きていくんじゃ。マン、一緒におってくれ。」頷くマンは妊娠していることを金五郎に告げた。金五郎とマンは、新しい命と港湾労働者の為に闘う決意をするのだった──。